「ブーメラン投資戦法」で、究極のペアトレード

株式投資初心者のあなたにも、公募増資(PO)投資家のあなたにもお薦め!! ニューヨークが暴落しても、いつも平静、夜はぐっすり快眠!

 シグマ個人投資家スクール
~シグマインベストメントスクールの20数年間にわたる、投資教育ノウハウ、講師陣、研究成果の総力を結集~

(注)「ブーメラン投資戦法」とは、シグマインベストメントスクール学長の考案による、ペアトレード手法の名称です。 

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田渕直也のトレーディング・テキストブック

田渕直也のトレーディング・テキストブック(21)

第21回 損切りと利食いをどのように考えるべきか ここまでの話でかなり明らかになってきたと思いますが、損切りの重要性は、(1)相場のトレンドは人が思うよりも大きく長く続き、(2)しかも人は損失を抱えると塩漬けにしやすい というところから生まれ…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(20)

第20回 プロスペクト理論が示唆する投資家心理 今回は、前回少し触れたプロスペクト理論の概要を見ていきます。プロスペクト理論は、簡単にグラフに表すと下図のようになります。 ここに掲げたのは、利益と損失に対する効用曲線です。横軸が利益または損失…

大損を招き寄せる人間心理     田渕直也のトレーディング・テキストブック(19)

メルアドだけで簡単登録! 第19回 大損を招き寄せる人間心理 前回、多くの投資家は少しずつしか儲けられないという話をしました。今回は、その一方で多くの投資家は大きく損をしてしまうという何とも憂鬱な話です。でもこの点は、投資を考えるうえでは避け…

少し儲けて大きく損をする   田渕直也のトレーディング・テキストブック(18)

メルアドだけで簡単登録! 第18回 少し儲けて大きく損をする 前回、多くの場合で「相場上昇で存分に儲けることは出来ず、バブルが崩壊したときに適切にポジションを縮小することもできない」という話をしました。相場の上昇局面というのは多くの人が利益を…

金融市場に潜む不安定性 田渕直也のトレーディング・テキストブック(17)

メルアドだけで簡単登録! 第17回 金融市場に潜む不安定性 前回、バブルでは、相場上昇そのものがさらなる相場上昇の原因になるめ、非合理的な水準にまで相場が上昇してしまうことを見てきました。これは、以前お話しした、相場を増幅させるフィードバック…

バブルを生む欲望と焦り  田渕直也のトレーディング・テキストブック(16)

メルアドだけで簡単登録! シグマメールニュース配信中! 第16回 バブルを生む欲望と焦り バブルは、基本的には何もないところからは生まれません。古くは、オランダのチューリップバブル(1637年)や、バブルの語源となったイギリスの南海バブル(1…

バブル崩壊を予測する 田渕直也のトレーディング・テキストブック(15)

第15回 バブルの崩壊を予測する バブルもまた、市場の長期的な非合理性の顕著な例です。1980年代末の日本株バブルでは、PERが60倍程度まで買われました。PERは、先進国ではおおむね10~20倍程度が適正と考えられますので、PER60倍という…

長期的には市場は効率的ではない。そこに投資のチャンス!!~田渕直也のトレーディング・テキストブック~

第14回 長期的には市場は効率的ではない 世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェットの考え方はとても有名です。バフェットの投資手法は、人々の生活に欠かせない重要な製品群を持ち、確固としたブランド築いていて、安定して利益成長を実現してきた…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(13)

第13回 2013年ノーベル経済学賞の意義 今回は、ちょっと番外編ということで、先日発表された本年度のノーベル経済学賞についてお話をしたいと思います。メディアでも紹介されていますが、受賞者の一人、シカゴ大のユージン・ファーマ教授は、このコラムで…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(12)

第12回 短期と長期はどちらが予測しやすい? 今回は、長期的トレードについて少し考えてみましょう。前回、理屈の上では、フラクタル性により短期と長期で市場の動きに本質的な差がないと考えられていることを、サラッと書きました。でも本当は少し違うん…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(11)

第11回 勝率と損益の大きさの関係 トレード戦略の有効性を考えるときには、短期的なトレードと長期的なトレードを区別して考える必要があります。理屈の上では、前回少し触れたように相場にはフラクタル性という性質があって、短期的なトレードと長期的な…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(10)

第10回 二つのフィードバックの関係 前々回と前回で、市場には、トレンドを抑制するフィードバックと、トレンドを増幅するフィードバックがあるというところまで見てきました。それでは、この両者はどのような関係にあり、その結果としてコントラリアンとト…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(9)

第9回 市場のフィードバック機能(2) 市場における二つ目のフィードバックは、価格がいったん上がるとさらに上がり、価格が下がるとさらに下がるという順回転のものです。この働きは、価格変動を増幅し、上昇トレンドや下落トレンドといった相場のトレン…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(8)

第8回 市場のフィードバック機能(1) 市場の価格の動きには、いわゆるランダム・ウォークとは明らかに異なる性質が備わっています。ランダム・ウォークでは、何か新しい情報が付け加わと、瞬間的に価格が動き、新しい均衡点に達するとそこで動きが止まりま…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(7)

第7回 ボーグルの成功 米国の運用業界の巨人のひとりにジョン・ボーグルという人がいます。多くの著名投資家とはちがって、市場の効率性に立脚することで新しい投資商品を考案した人物です。 彼は、今から40年ほども前に、ファンドマネージャーが独自に運用…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(6)

第6回 市場は人々の予想を映す鏡 市場は、将来の予測を取引するところです。ですから、市場価格には将来の情報が織り込まれています。企業の株価であれば、その企業の将来の利益成長率や倒産の可能性が価格には織り込まれています。国債の価格であれば、将…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(5)

第5回 予想は当たらない ここまでの議論を一回整理してみましょう。 市場が効率的で、今現在で参照可能な情報を正しく織り込んでいるなら、市場の動きはランダムなものとなり(たまたま当てることは出来ても)予測することは出来なくなります。一方で、市場…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(4)

第4回 市場の愚かしいふるまい 前回は、市場が将来を正しく予想しているいくつかの事例を挙げ、市場が時として驚くほど効率的であることを見てきました。そして、市場が効率的であればあるほど、市場の裏をかいて出し抜くことは容易でなくなります。 その一…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(3)

マーケットの予測能力 前回、マーケットではプロのファンドマネージャーの成績は必ずしも良くはなく、それは効率的市場仮説が示唆する通りであることを見てきました。その通りだとすると、市場には現在分析が可能な情報がすべて織り込まれているので、市場を…

田渕直也のトレーディング・テキストブック(2)

マーケットは合理的か マーケットの基本的な性質については、マーケットを合理的なものと考えるか、あるいはそうではなく非合理的にゆがめられたものと考えるか、立場は大きく二つに分かれます。少しアカデミックな言い方をすると、これは、マーケットは効率…

第1回 トレード・ディシプリンの重要性

はじめに みなさん、こんにちは。当ブログのアシスタントを務めさせていただく田渕直也です。 当ブログはペアトレードの手法であるブーメラン投資戦法を解説するのが主内容ですが、そちらは考案者の清水学長にお任せし、私の方はやや視点を変えて、一般的な…

はじめまして、田渕直也です。

田渕直也の「トレーディング・テキストブック」 行動ファイナンスをもとに、相場を形作る心理的バイアスを探ったりしながら、成功するトレードについて定期的に語っていこうと思います。 ※このコーナーは、1週間に1回の割合で更新します。 田渕直也氏の略歴 …

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