スマートスクリーニング投資戦法（Ｃコース：今日の買い銘柄） 平均1カ月で、リターン追及！ファンダメンタル・テクニカル・即効性・話題性でスクリーニング！ JPX400（第7回/全20回）
スクリーニング項目４.「即効性・話題性」の重視度配分は20％です。注目点の第1は、2014/1からスタートした新株価指数であるJPX400への銘柄入替えの動向です。大企業のみならずマザーズ、JASDAQ銘柄も対象とし、ROE等企業価値や株主重視度で大胆に入れ替えが行われます。基本的には夏に銘柄入替えが行われますが、春先からその予想で相場が影響されるようになっています。下図は、この２年間についてJPX400とN225を比較したものです。
＊両者の相関
毎年５月頃と８月頃に相関が大きく低下しています（緑）。JPX400の銘柄入替えは８月、その予想が本決算発表後の５月頃に流れ始めることと符合します。特に相場上昇局面では、JPX400の上振れ傾向がみられます。
＊両者のリスク（ボラテリテイ）
JPX400の方が、変動がやや大です。
なお、参考までにN225とJPX400の定期銘柄入替えの時期と選考基準のポイントを、以下に整理して示しておきましょう。
N225の定期銘柄入れ替えと基準
市場第一部
年1回、10月第1営業日
出来高の多さとセクター（業種）バランスが考慮されます。
JPX400の定期銘柄入れ替えと基準
市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ
年1回、8月最終営業日
3年平均ROE 配点40点
3年累積営業利益 配点40点
時価総額 配点20点
清水 正俊
シグマベイスキャピタル株式会社(SBCC)代表取締役社長
シグマインベストメントスクール(SIS)学長
シグマ個人投資家スクール(SIIS)学長
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