スクリーニング投資戦法(Cコース:今日の買い銘柄)EDINET(電子開示システム)も活用~銘柄選びの極意公開~ (第9回/全20回)
スクリーニング項目4.「即効性・話題性」の注目点の第3は、「5%ルール」です。株式が大量に買い占められると、株価が大きく動く可能性があるため、投資家保護の目的から採用されている制度です。
上場企業の発行済み株式総数の5%超を保有している株主(=大量保有者と呼ばれます)は、保有することとなった日から5営業日以内に、内閣総理大臣宛「大量保有報告書」を提出しなくてはなりません。さらに、大量保有者は、その後、保有割合が1%以上増減した場合にも「変更報告書」を提出しなくてはならなりません。これが5%ルールと呼ばれるものです。
報告書は、EDINET(電子開示システム)での報告が義務付けられているので、このサイトから入手するのが、最速かつ無料での方法です。但し、5%ルール発動により株価が上がるか下がるかを判断するには、その他の要因と合わせて考慮する必要があります。
http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/
清水 正俊
シグマベイスキャピタル株式会社(SBCC)代表取締役社長
シグマインベストメントスクール(SIS)学長
シグマ個人投資家スクール(SIIS)学長
「ブーメラン投資戦法」ご紹介 | シグマベイスキャピタル株式会社
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