「ブーメラン投資戦法」で、究極のペアトレード

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(注)「ブーメラン投資戦法」とは、シグマインベストメントスクール学長の考案による、ペアトレード手法の名称です。 

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シグマヘッジファンドの投資技法:ブーメラン投資を始めよう!!(第2回)信用取引の知識 ~ヘッジファンドのシグマベイスキャピタル~

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 普通の株式投資では売りから入ることは出来ません。信用取引を使えば売りからも入ることが出来ます。原理は、証券会社から現物株を借りて、それを売る仕組みが自動的に組み込まれているからです。その代わり、株を借りるので信用売りをした人に「貸株料」と呼ばれるコストがかかります。貸株金利、売方金利とも呼ばれます。1日単位で発生するため、建て玉(ポジション)を長期間にわたって維持するとそれなりに高額のコストになります。実は、信用取引の「信用」という言葉は、証券会社から株券を借りて行う取引から来ています。一方、信用買いは証券会社からお金を借りて現物を買う取引です。トレードの観点から言えば、取引自体は現物取引も信用取引もほとんど相違はありません。パソコン操作としてはどちらも簡単で、「ワンクリック」でOKの感じです。このように考えれば、ペアトレードでの買いの方は、信用取引を使う必然性はなく、普通の現物買いで充分です。しかし通常、次の理由から信用取引が使われます。
①信用取引は、証券会社に置いてあるお金の2.5倍から3倍の建玉を作ることが可能なので、お金を効率的に活用できます。テコの原理に似ているため、「レバレッジ効果」とも呼ばれます。何倍まで可能かは証券会社によって異なります。買いの方でもお金の有効活用が出来ます。
②買いを現物取引で行い、売りを信用取引で行うと、損益をチェックする時など不便です。
一方、長所があれば次のような短所もあります。
①お金や株券を借りて行う取引なので、借りたお金には利息が、借りた株券には貸株料がかかります。
②レバレッジをフルに使うと、その後評価損が発生した場合、資金が不足してしまう可能性があります。大きな評価損のリスクという点では、信用売りは危険が大きと言えます。それは株価上昇の可能性は青天井だからで、理屈として評価損は無限大です。このような事態になると、証券会社から不足分を早急に埋め合せるよう督促が来ます。埋め合わせることができないと、ポジションは強制的に閉じられ、それ以降は信用取引の注文を受け付けてもらえなくなります。評価損が出た場合、お金が足りているか常時チエックする心がけが必要です。
それよりもっと大事なことは、慌てないよう予め資金に余裕をもたせて信用取引を行なうことです。レバレッジを2倍程度と考えて行うのが目処です。ブーメラン投資では、100万円のお金を置いた場合、買いと売りの合計(建て玉合計)は200万円程度までと考えておきましょう。

 

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清水 正俊

シグマベイスキャピタル株式会社(SBCC)代表取締役社長
シグマインベストメントスクール(SIS)学長
シグマ個人投資家スクール(SIIS)学長

シグマのヘッジファンド・ウェルスマネジメントサービス

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