ブーメラン投資中・上級講座(第5回/全20回) ~シグマ個人投資家スクール(SIIS)~
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以上の理由から、相対ペア株価の動きは絶対ペア株価の動きに比べ振幅(波形)の度合いが大きくなる傾向がある。なお、赤線は相対ペア株価の130日移動平均線である。
<相対ペア株価の波のイメージ>
実際のブーメランチャート(一例)で見ると次のとおりである。相対ペア株価(チャート2)上の黒丸時点でうまく下降の流れに乗れれば、平均回帰の可能性が高いと考えるのがブーメラン投資戦法である。相対ペア株価動向に関し、次のプロセスが完了したと考えられるからである。
上昇減速→上昇停止→山頂形成→ブーメラン発生→下降開始→下降加速
日本精工・ミネベア(2015/5時点)
このプロセスを、実際の株価の動きである絶対ペア株価(チャート4)と比較すると、相対ペア株価の振幅(波形)が増幅されているのが確認できる。増幅分が加速度である。
つづく
<シグマからのおしらせ>
本ブログでは、以下の連載が交互並行でスタートしています。今後ともご期待ください。
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<執筆者紹介>
清水 正俊 http://www.sigmabase.co.jp/index/lecturer.html
シグマベイスキャピタル株式会社(SBCC)代表取締役社長
シグマインベストメントスクール(SIS)学長兼シグマ個人投資家スクール(SIIS)学長
金融理論専門の教育研修・コンサルティング・出版のシグマベイスキャピタル株式会社
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