レッスン32 ニコン・HOYAのペア、ブーメラン投資に適しているか?専用チャート・実演トレードでレッスン&解説!!
メルアドだけで簡単登録!
おはようございます。
実演トレードの成績
全体の年間リターンは63.9%、保有12ペアの平均σは6.5%になっています。
レッスン31の解答・解説
問題
次に、(A)日立製作所・東芝ペアと、(B)日立製作所・三菱電機ペアの専用チャートが示されています。共に、チャート1とチャート2です。次の問いに答えてください。
(A)日立製作所・東芝ペア
(B)日立製作所・三菱電機ペア
問1.σが大きいペアは、どちらのペアだと思いますか。
解答・解説
(A)のσは19.3%、(B)のσは5.1%です。全く違いますね。
ブーメラン投資は、2銘柄の株価変動の差を対象とするトレードです。従ってリスクは、その差の変化が大きいか、それとも小さいかに関係して来ます。(A)の方が(B)より大きいことが、双方のσの値に反映しています。
なお、σはギリシャ文字のs(小文字)で、シグマと発音します。統計では標準偏差を意味する記号として使われており、トレードではリスクを意味します。σはボラティリティとも呼ばれ同じ意味です。
問2.ペア株価の波の特徴を、それぞれについて述べて下さい。
解答・解説
チャートが良形か否かは、波の形状と関係があることは、何度も述べて来たところです。波を見る場合の基本は、次の図のとおり、波長と振幅です。波長は平均回帰に要する時間と関係しますし、振幅はリターンと関係します。
波長 と 振幅(=期待リターン)
この事を、次の最新専用チャートで見てみましょう。おととい月曜日の実況放送で、ジャパンリアルエステイト買い・日本ビルファンド売りペアの新規設定報告をしましたが(チャート2の赤丸時点)、その際期待リターンが8.4%であることを書き添えておきました。昨日、期待どおりブーメランが発生し、現在3.5%の評価益が出た状況になっています。作成時の期待リターン8.4%は、チャート2の水色の矢印の距離に相当していたものです。
なお、ブーメラン投資では、このようにペア新規設定時点で期待リターンがわかり、トレードに利食いの具体的数値目標が与えられることも利点の一つです。
日本ビルファンド投資法人(X)・ジャパンリアルエステイト投資法人(Y)
問3.ブーメラン投資には、どちらのペアが適していますか。また、その場合トレード上の注意点を述べて下さい。
解答・解説
ブーメラン投資には、平均回帰し易い(B)が適しています。但し、(B)の波長は短いので、利食いのチャンスを逃すと、次のチャンスまで待たなければならないリスクがあります。投資は時間との戦いでもあるからです。
レッスン32
次に、ニコン・HOYAペアの専用チャート1と2が示されています。次の問いに答えてください。
問1.ペア株価が平均回帰する可能性はありますか。その理由も述べて下さい。
問2.このペアは、ブーメラン投資に適していますか。また、その理由を2つ述べて下さい。
解答・解説は明日の実況放送で行います。
ニコン(X)・HOYA(Y)
(新サービスのお知らせ)
シグマでは、「今日の厳選20ペア」の最新専用チャートを、毎日夕方お届けする会員制サービスをまもなくスタートさせます。厳選20ペアの専用チャートは、その後5週間にわたり、毎日更新されて届きます。本ブログと連携させて行きますので、初心者でも大丈夫です。また、ブーメラン投資は50万円程度の元手から始められる投資です。レッスンしながら実戦に挑戦し、上達を目指してください。
では、また明朝お会いしましょう。